ホテル・ルワンダ やはり、対中朝戦争は避けられない
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「なるほど、リベラル派であるということは、土地にしばられないという生き方のことであって、資本主義とか帝国主義に反対しているからリベラル派なのではないということなんだね。」「もちろん、リベラル派は資本主義や帝国主義には反対しているんだけど、結果的にそういう思想に発展しただけのことであって、最初からそういうことを言ってたわけじゃないんだよ。」「そもそも、帝国主義的な行動がリベラル派であったわけだからね。」
「日本は資本主義になってから帝国主義になったと思っていたのだけど。」「まあ、日本の教科書ではそういうことになっているけどね。」「でも、それでは共産主義者が帝国主義的なのか説明ができないよな〜。」「日本ではスースロフの単なる宣伝であった資本主義国は帝国主義なので戦争勢力、社会主義が平和勢力であるという話しを真面目に信じきってた人が反戦平和団体に多かったからね。」「でも、現実の世界はそうではないことが明らかになってしまった。」
「ソ連と中国が対立したり、アメリカと中国が仲良くなっちゃったり、ベトナムと中国で戦争が起こったりしたからね。」「教科書が教えない社会主義だな。」「それで、日本の反戦平和運動がウソを付いていたことになってしまい、完全に信用を失ってしまった。」
- 作者: 原書房編集部
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「それではどうしたらいいんだろうか。」「では、自分に聞いていると良い、お前は戦争に行きたいのか、銃を持ちたいのか、核兵器を持ちたいのか、とね。」「やだよ。」「でも、アホ外人は日本はサムライの国だと思っているんだよ。サムライなら戦うべきじゃないのかってね。」
「だいたい、俺はサムライじゃないんだよ。」「俺だっててそうだよ。だいたい、俺の家系は漁師の家系なんだよ。武士道なんて興味ないんだよ。」「日本は島国で貿易立国だから、戦争なんかしちゃいけないんだよ。」
「だいたい、サムライがいた幕末の日本は鎖国して浮世絵を書いていた引きこもりのヲタクで保守の国だったんだよ。」「で、ペリー提督がやってきて世界の現実に気付いて開国してヲタクもサムライもやめてリベラルになったんじゃないか。」「なるほど、アメリカのリベラル派が貿易摩擦交渉で日本の開国を迫って、それが結局、朝鮮半島から中国へと進んだ現状と酷似しているわけだな。」
「で、前回の時は中国もやはり鎖国的だったんだよ。」「ていうか、鎖国政策自体が中国のマネだからな。」「結局、中国も日本などの外国を引き入れたのだが、それが中国という優れた文化にあこがれてやってくる日本と西欧諸国という姿に見えてしまった。」「まさに、中華思想だな。」「でも、誰もが日本の次は中国の時代だと思っていたんだよ。」「中国が人気者だったことは確かだな。」
「ということは、やっぱり、福沢の脱亜論は正しかったってことか。」「中国も朝鮮もほって置いて、日本は欧米と進むべきだったんだよ。」「日本が開国して近代化に成功して、次に中国、朝鮮の近代化を進めたことが戦争への道であったなら、今度もそうなるということか。」
「やはり、対中朝戦争は避けられないのか。」「前回と違うのは、中朝は核兵器を持っていて、今度の戦争は核戦争になり、第三次世界大戦が勃発して、四度目というのはないってlことだ。」