好景気も最終局面か?

今日は天気が悪いにもかかわらず渋谷でブラブラとしてきました。以前はそれほどでも無かったと思うんだが、ラーメン屋に入ろうとしても満員で入れないことが多い。

3年くらい前に激安のさぬきうどん店がオープンしたときは行列ができたものだ。

http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20020910hana/index.htm
↑このお店は値段も安いけど、味の方でも手は抜いていない。

しかし、今は安いのよりも少々高くても、こだわりのラーメン店に客が集まる傾向があるようだ。渋谷というとちょっと前まであまり美味しい店というのが無かったような気がするが、美味しいお店の激戦区になりつつあるようだ。
それに、激安のお店も小奇麗に改装しているところも結構ある。

明らかに、景気が良くなってるんだろうね。

しかし、注意をしなくちゃいけないことは、若い人にもお金が回るようになって、消費が顕著になるということは、景気循環的な考え方でいうと、景気後退局面が予想されるということだ。


・投資ブームに警戒せよ!
あと、印象的なのは本屋の株式投資コーナーでデイトレのムックが山積みになってて立ち読みしてる人も多いってこと。

ムックって雑誌の一種だから、この投資ブームで最後の荒稼ぎしようってのがミエミエなんだよね。雑誌だからそれを売り切ってしまえば在庫にもならず、内容に責任を取らなくても良いって訳だ。
ITバブルを彷彿をさせるけど、株ドル(?)っていうか、女子大生とかが指南している安易な本も多い。相場格言で女子供が株の話をするようになったら、そこが天井といわれるが、今はそういう状況なのだろう。
はっきりいって、いままでは地合いが良かったわけで何を買っても儲かったわけだが、これからはそういうわけにもいかないから、トレーダーではなく、株式評論家として食って行きたいってところか?

ところで、あの株太郎氏が不振らしい。あれくらいの知名度になると向かわれてしまって思うようにいかないのだろう。それが、ポジションサイズの縮小の遠因になっているのかもしれない。そのためか、最近は銘柄の紹介もしないようだ。
株太郎さんの本でデイトレを始めた人も多いと思うが、○○万円を○○○○万円にしたと豪語している人でも、継続して利益を出すのは難しいわけで、本に書いてあることをそのままマネしてはだめだということだね。なにしろ、センセイが儲かってないわけだから。
まあ、これはボクの不調とは関係ないし、ボクが銘柄の紹介もあまりしないのは、ただ単に面倒なだけなんだけどね。
それに、相場というのは、儲かる銘柄を人に聞いているようじゃ儲かることはないからね。