ブッシュもうダメポ?

アメリカ経済にとって株価が重要な指標となっていることは良く知られている。
なにしろ、アメリカ国民の大半は貯金よりも株で資産を保有しているからね。
その株が下がると「ブッシュ!いい加減にしろ!」という人と、「金持ちは大損している!いい気味だ!」という人の二つにわかれる。

今回はかなりブッシュに分が悪いようだ。株価の他にイラク問題も解決の見通しが立たないし、ハリケーン被害も深刻である。もちろん、災害対策に遅れをとったのYは、ルイジアナ州の州兵の半分をイラクに取られていることも無関係ではない。

http://www.yomiuri.co.jp/features/hurricane/200509/hu20050910_01.htm
米 巨額復旧費の圧力 予算1000億ドル超に?

ブッシュが口先で何を言っても、これだけ巨額の予算が金融市場に悪影響を及ぼさないはずはない。増税するのか、国債を発行するのか、もしくはその両方になるかもしれない。


http://www.usmarketatlas.com/usma/company/fundamental.jsp?sid=_9uypcaow228k&ticker=AA

アルコアの株価も景気後退を示唆。
アメリカのアルミ大手アルコアの株価は景気の先行指標として良く用いられる。
企業の生産活動において、資材の発注状況は非常に重要だが、製品の売上にダイレクトに影響を受けるのが素材関連だからである。キャタピラー、デュポンもさえない。