ゼロ金利解除はどうなる？

６月15日(ブルームバーグ)：日本銀行は15日午前９時、金融政策決定会合を再開した。12日までに行った予測調査では、全員が金融政策の現状維持を予想。７月にもゼロ金利の解除があり得るという見方が15人中９人と半数を超えた。しかし、福井俊彦総裁の村上ファンドへの1000万円拠出が明らかになったことで、「７月の可能性は後退したと言わざるを得ない」（モルガン・スタンレー証券の佐藤健裕エコノミスト）との声も出ている。

なるほど、そういう考えもあるのかと素直に思った。
ようするに、日銀総裁が村上ファンドに一千万投資していたという問題の本質は、株高になれば投資資金が増える立場にある日銀総裁がゼロ金利を解除しないことは、日銀に対する信頼性が低下するものと考えていたんだよね。
逆に考えるとこれを小泉政権が不問とするならば、ゼロ金利解除のタイミングが遅れることになる。