バルチックドライ指数は景気減速を示唆

青色のチャートを見てください。これは不定期船運賃指数のことなんですが、ようするに、船の運賃が高騰するとそれだけ海運業界は好景気であり、下落すると海運業界は不景気であるということですね。

緑色のチャートと重ね合わせていますけど、この緑の方がSP500の値動きを示しています。このバルチックドライ指数に遅れて株価が推移していることがわかりますね。したがって、株価や世界景気の先行指数として使えるということになります。

で、バルチックドライ指数は一年前にピークをうって下落したが再び上昇基調にあるということで何が見えるのかというと、実は、今後は株安円高金高基調になるであろうということですね。どうしてそうなるのでしょうか。ちょっと考えてみてください。