ホテル・ルワンダ 攘夷と虐殺

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060312
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060304
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060225

「んで、何で朝鮮人が虐殺されちゃったのかというと、ようするにこれは攘夷なんだよね〜。」

尊皇攘夷(そんのうじょうい、尊攘)とは、日本においては、天皇を尊び外圧・外敵・外国を撃退する、という江戸幕末に盛り上がった思想である。

国の存在の根拠としての尊皇(尊王)と、侵略・侵入してくる外国に対抗する攘夷が結びついたもの。「尊王攘夷」とも書き、「王(きみ=天子)を尊び、夷(い=外国人)を攘(はら)う」の意。

古代中国においては、周王朝の天子(王)を尊び、王朝を守るため侵入する夷狄(いてき=周辺諸民族)を打ち払う、という意味である。字義・表現としてはこちらが起源とされる。

「まあ、鎖国政策と攘夷ってのは不可分の関係にあるわけなんだけど、これが元々、中国が起源だとしても、当時、日本国民だった朝鮮人虐殺を中国のせいにするのはおかしいんじゃないかな。」
「ところがね、この夷狄というのは正確にいうと外国人という意味じゃなくて、国内少数民族に対しても使用されるんだ。」

日本では華夷秩序の移入(小中華思想)以来、朝廷などでは周辺民族を蝦夷熊襲などと呼称するようになった。この傾向は民衆に根付いたものではなかったが、朝廷が周辺民族を征服するようになっても対象を変えながら続いた。江戸時代末期尊王攘夷思想により、同様のものが再び盛んになったが、脱亜入欧思想などによりその主な矛先は他のアジアに向けられることとなった。

熊襲というのは、日本史に良く出てくるので省くとして蝦夷とはどういう人たちだったのかというと、主に狩猟にて生計を立て、農耕はしてなかったらしい。」「稲作文化が広まっていなかったのは、寒冷地に適した品種が当時まだなかったんだろうね〜。」

7世紀頃には、蝦夷は現在の宮城県中部から山形県以北の東北地方と、北海道の大部分に広く住み、その一部は日本の領域の中にあった。日本が支配領域を北に拡大するにつれて、しばしば防衛のために戦い、反乱を起こし、又国境を越えて襲撃を行った。最大の戦いは胆沢とその周辺の蝦夷との戦いで、780年に多賀城を一時陥落させた伊治呰麻呂、789年に巣伏の戦いで遠征軍を壊滅させた阿弖流為アテルイ)らの名がその指導者として伝わる。日本は大軍で繰り返し遠征し、坂上田村麻呂が胆沢城と志波城を築いて征服した。日本の支配に服した蝦夷は、俘囚と呼ばれた。

蝦夷は平時には交易を行い、昆布・馬・毛皮・羽根などの特産物を日本にもたらし、代わりに米・布・鉄を得た。

「夷とはどういう存在なのか良くわかる記述だね〜。」「いちおう、日本の版図でも日本化してない人たちは夷として扱われるのが華夷秩序なんだな。」
「てか、華夷秩序に異常なこだわりを見せている中韓反日なのは、ようするに、日本人をバカにしてるってこと?」「日本人による虐殺事件だけを問題として、中国人、朝鮮人による虐殺を不問とするのは、夷狄だからだと思ってるに違いないだろうな。」

どんな国でも、それこそ韓国でも起こりうるし、中国でもどこでも、誰でも虐殺に加担する加害者になる危険性を秘めています。

人を差別し虐殺するのは日本人や特定の民族ではなく、まさにこの人のような人が原因なのです。

韓国や中国で反日反日と騒いでる連中は、きっとこの人と同じ種類の人間なんでしょう。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060225 ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

「普通、起こりうるとか、可能性って話は、いままで虐殺はしたことないけど、将来的にはそういうこともあるかもしれないって意味でしょ?」「てか、反日じゃなくても殺してるんだけどね。もう、リベラルか保守かって問題を通り越して、町山って人の歴史観は相当歪んでいるんじゃないかな。」
「歴史を知らないのかな?」「んなわけないでしょ。映画にもなってるわけだし。中国人によるチベット人虐殺、台湾人虐殺事件を扱った映画はそれぞれ、かなりヒットしたからね。映画評論家なら見てないわけないしな。」

セブン・イヤーズ・イン・チベット〈ニューマスター版〉 [DVD]

セブン・イヤーズ・イン・チベット〈ニューマスター版〉 [DVD]

悲情城市 [DVD]

悲情城市 [DVD]

毛沢東の悪口ばっか言うのもなんなんで、台湾の国民党による虐殺事件にも言及しておきます。」
「てか、年配の人から蒋介石は以徳報怨で良い人だって聞いたんだけど?」「ああ、あれはね、当時、日本軍の方が国民党よりも広大な占領地を中国に持っていたので、共産党に降伏されたら内戦に勝てなくなっちゃうんで、占領地と物資を頂戴した上で、とっとと、日本軍に帰ってもらいたかっただけで、蒋介石という人が良い人だってわけじゃないんだよ。そもそも、蒋介石が良い人なら、内戦で毛沢東に負けるわけがないでしょうが。詳細は明日にしよう。今日はもうおしまい。」