ホテル・ルワンダ 絶滅戦争

「んで、ナチ野郎の話しなんだけど、基本的にはドイツ人が善玉の映画が出てきたのも、結構、微妙なんだよな。」

シンドラーズ・リストも戦場のピアニストもナチ野郎がユダヤ人を助けた話しだからね。」「もちろん、あくまでもこれは例外なんだよ。」「ナチ野郎に殺された奴は物語を残せないわけだからね。」「そのあたりは、どうしてユダヤ人がナチ野郎に感謝しているのかを考えれば、自ずとわかる。」

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「で、例のガス室あったかなかった論争なんだが、シンドラーズ・リストでは、おいおい、ここで抹殺されちゃったら、終わっちゃうじゃんというヤバイシーンがあったよね。」「でも、結局、そこはガス室ではなかった。」「これは非常に勇気がいることだよね。」「だから、といって、他のユダヤ人がガス室で死ななかった証拠にはなりえない。」

「象徴的なのは、おびただしい数の入れ歯をユダヤ人が鑑定するシーンだな。」「これがどういう意味なのか、わざわざ言わなくてもわかることなのだからね。」「で、戦争が終わって、ユダヤ人が自分の金歯を抜いてシンドラーのために金の指輪を作る。」「彼にとってそれが全財産だった。」「シンドラーはこれがあれば、もっと助けられたのにと泣き崩れてしまう。」「本当はそんなものいらないんだからな。」「しかし、その瞬間に、ユダヤ人がナチ野郎に勝った。」「一発も撃たずにね。」

ユダヤ人が先にナチ野郎を破産させて、ユダヤ人の破産はその後だ。」「中国の古典にも、名将というものは、敵に食わせてもらうものだ。ということわざがあるけど、戦争に勝つということは、こういうことをいうのですよ。みなさん。」


ガス室があったかなかったか論争なんかより、ユダヤ人が全財産をナチ野郎にプレゼントしたことの方が、はるかに重要な真実なんじゃないか?」 
ユダヤ人の物語を語るときに、いま、どうして現在のユダヤ人が生き残ったのかを語らないと、ツジツマが合わなくなってしまう。」「それでは、ユダヤ人のウソを強調したヒトラーは正しかったことになってしまうな。」

「それに、教科書じゃあるまいし、教条的に一方的にナチを断罪すると、単なるユダヤ人の宣伝になってしまうし、それがゲッペルスと何が違うと言われてしまうだろう。」

「結構、最近はネオナチなんかも微妙だよね。」「そういう、もしかしたらネオナチの方に行ってしまうかも知れない人たちにも見てもらうには、ナチ野郎にもいい人がいたということを語った方が、結局、ユダヤ人問題を真面目に考えるキッカケになるよね。」「基本的に、ユダヤ人が嫌いな奴はユダヤ人の宣伝なんか見ないわけだしね。」

「ていうか、饅頭怖いじゃないけど、ヒトラーは悪い奴だという話しって、結構、ネオナチの宣伝の言い訳に使われているような気がするね。」「ナチ野郎にいい人もいたって話しが、ユダヤ側の宣伝になるなら、その逆もあるってことだよな。」「さんざん、ヒトラーの演説を流しておいて、最後に、こういうことを言ってはいけません、みたいな。」

「で、終戦後、ナチの残党でドイツを逃げ出して行った所が、旧敵国のカナダとかアメリカなんて話しは興味深いね。」「ネオナチ文書もドイツでは発禁になるけど、アメリカでは出版してもいいわけだからな。」「で、ドイツから逃げてきて、アメリカにたどり着いたユダヤ人もいるわけなだ。」

「それにしても、少しでも韓国側に不利と思われる話がでてくると、叩きに行く嫌・嫌韓厨ってなんなんだろな。」「もう少し、効果的なことを考えたほうがいいんじゃないかと思うぞ。」「なんたって、結局、嫌韓厨の宣伝にしかなってないからな。」「そもそも、嫌韓厨は嫌・嫌韓厨のことなんかどうでもいいと思ってるわけだからね。」

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060312
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060304
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060225

「でもまあ、黒人が銃をもっちゃヤバイってのはわかるけど、銃をもってなければ安全なのかな。」「んなわけないだろ、やっぱり撃たれちゃうんだよ。」「結局、撃たれちゃうのかよ。じゃ、どうすればいいんだよ。」「まあ、今すぐ撃たれて死ぬのと、そのうち撃たれて死ぬのとどっちがいいかって話だな。」「どっちもいやだけどな。」「今すぐ撃たれて死ぬ必要はないだろうな。」


「元々、リベラル派が銃規制に熱心なのは、白人に黒人が撃たれてリベラル派の票が減っちゃうのがイヤなわけだけど、銃を持ってなくても撃たれる現実にはかわりない。」「でも、賢い黒人はより死ぬ確率が高まる危険性を冒してまで、銃を持つ必要はないと考えるわけだ。」「で、ますます、本当にヤバイ黒人しか銃を持ってないってことになるんだな。」「それで、黒人が銃を持ってると、ますます、撃たれちゃうんだな〜。」「悪循環なんだよ。」


「でも、制度上は差別してはいけないことになっているから、黒人が銃を持ってもいいんだよ。」「でも、持ったら撃たれちゃうんだろ。それは差別だよな。」「黒人は銃を持つなというのも差別なんだよ。」「んでも、この状況では、黒人は銃を持つなというのが、本当の黒人の友達だよな。」「そりゃそうだろ。黒人にはなるべく死んで欲しくないんだから。」


「で、日本人が銃を持ったら、やっぱり、撃たれちゃうんだろ。」「日本人で銃を持ってるのはヤクザ者しかいないからな。」「服部君だって銃持ってないのに、撃たれちゃったものな〜。」「ていうか、アメリカの黒人ってのは、なんだかんだといってキリスト教徒で英語を話すからな。ただ、黒いだけなんだよ。」「英語ができない日本人は黒人よりもぜんぜんヤバイ奴になっちゃうよな〜。」


「実は、日本人が大戦中に最悪のイメージになったのは、東條が悪いわけではぜんぜんないんだよ。」「まあ、一応、黒人は人だけど、日本人は言葉をちゃべる猿で人ではないってわけだ。」「だからこそ、東條を無罪にするって発想がアメリカのリベラリズムなんだが、どういうわけか、日本人とか、中国、韓国人がいまだに東條が悪いと思っているのはおかしいんだよ。」

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「まあ、ゴリラとチンパンジーがなんかわけのわからない喧嘩をしているようにしか見えないだろうな。」「そもそも、猿の惑星の原作者は、仏領インドシナで日本軍の捕虜になった経験がある人なんだよ。」「日本軍と中国軍の戦争が拡大して仏領インドシナに及んだわけだが、お前ら、両方とも猿だろと。」「がんがん突っ込んでたんだろうな〜。監獄の中で。」


「でも、やっぱり、心情的に攻め込まれたり、被害を受けた方が東條を無罪というのは抵抗があるのは仕方ないだろ。」「ところがね、実は、中国、韓国人自身が東條を無罪にしているんだよ。」「北朝鮮のことだな。」「ちょっと前まで、朝鮮戦争は北の方が先の方に始めたのか、南が先に撃ったのかで、ずっと論争してたんだよ。」「東條が悪いなら、先に撃った方が悪いことになって、戦犯で死刑だからな。」「ところが、この論争は北が先に撃ったということがほぼ確定して、終結しちゃったんだよ。」「だからといって、北が戦犯国であるから制裁しようなんて話しは全然無いよな。」「そういう意味で、やっぱり、東條は無罪なんだよ。」

「つまり、日本人を激しく憎んでいるのは、日本人が悪いことをしたということではなくて、単なる人種差別であるってことか。」

「実際、アメリカは日本人みたいなのを、ほぼ絶滅させちゃった前科があるんだよ。」「インディアンのことだな。」「インディアンは黒よりも白くて白よりは黒いから、日本人と同じようなものだな。」「ていうか、そもそも、インディアンというのは、大昔にアジアから渡ってきた連中だから、そういう意味でも日本人に似てるんだよ。」「滅んでしまうまで白人と戦おうとしたとこも似てるな〜。」

アメリカ白人はインディアンをほぼ絶滅させた。」「日本人は本当にこのままでは滅んでしまうことに気が付いて武器を捨てた。」「どう考えてもコイツらナチ野郎と一緒だな〜。」「ナチ野郎はアメリカ白人よりも正直だっただけだよ。」