小泉ペレストロイカの失敗

問 もっも成功した社会主義国は?
答 日本


というのは有名なジョークだが、これを聞いた小泉がこれはイカンということで改革をするといいながら、自民党から離脱せず、自民党政権を維持したのもゴルバチョフに似ている。
エリチンは共産党を離党したが、ゴルバチョフ共産党に留まったし、市場経済を導入しようとして、経済をより悪化させ、混乱させたこともゴルバチョフペレストロイカに似ている。

冷戦構造の崩壊で日本のバブルがはじけ、経済が急速に悪化していく過程もソ連と日本は良く似ている。

小泉の反対勢力、たとえば、疑惑のデパートのムネオちゃんとか疑惑のコンビニのキヨミちゃんとか、いつの間にか逮捕されちゃったりするのもソ連と良く似ている。

ちなみに、小泉自民党公明党に接近したことも実はゴルバチョフに似ているのだ。
歴代のソ連共産党書記長でもっとも宗教指導者と親しく交流したのがゴルバチョフであったし、創価学会は時々、ゴルバチョフを日本に呼んでいるほどである。

で、もし、小泉が日本のゴルバチョフだとすると、首相を退任した後にとんでもない経済的混乱が起こり、ハイパーインフレが国民生活を崩壊に追い込み、ヤクザが支配する国になる可能性がある。

これは最悪のシナリオだが、ありえない話しではない。すでにインフレの芽は出ているのに政府は相変わらず無策だし、ソ連邦崩壊で国営企業が民間に移行する過程で一番儲けた人が、国の資産を外国に売り飛ばしたマフィアだからである。

もともと、自民党とヤクザの関係、ヤクザのシノギ関係、外国との関係を考えると、現実的にありえる話しだというのは単なる杞憂なのだろうか?

東欧やロシアの共産党支配の終焉で、前よりも状況が悪化しているケースは多い。市場経済が人を幸福にするというのは、あまりにも楽観すぎるだろう。市場経済で全てが解決するというのは、欲深さが人を幸福するということだが、そんなことがありうるのだろうか?

ちなみに、ペレストロイカの最も正しい訳はリストラである。

ペレストロイカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

英語圏の国では「リストラクチャー(restructure)」と訳され、1980年代後半の英国のサッチャー政権、米国のレーガン政権で行われた行財政改革、産業構造の転換政策あるいは民間企業の組織再編成などを指して使われた。また、日本では1990年代後半から「リストラ」と省略され、おもに企業の人員整理などを表す言葉として使われる。