本当に、小泉君なんとかならない?
さらば小泉 グッバイ・ゾンビーズ Say Good-bye to Zombies (光文社ペーパーバックス)
- 作者: ベンジャミン・フルフォード
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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小泉君はどんな良いことをしてくれたのだろう?
ジャーナリストの地道な取材の結果、判明したことは小泉政権のどうしようもなさである。
どうしてこんな連中を国民は選んでしまったのか?
そして、なぜいまだに幻想を抱き続けることができるのだろう?
おそらく、国民が小泉改革なるものの真実に気が付いたときには、すでに遅いのだ。
一体、どうしてこんなことになってしまったのだろうと考えながら歩いていたら、連合の街宣に出くわした。例の堀江メール疑惑についての演説である。
若い連中、おそらく、人事部に配属されて、人事部の仕事の一環だといわれた新入社員が宣伝用のティッシュを配っているのだろうが、お前らはサラ金か?と突っ込みたくなるも、相手にするだけ無駄なので、無視して通りすぎた。
サラ金のティッシュの方がアイドルの乾いた笑顔に苦笑できるだけマシだといえる。
どうして労働者が連合のチラシを受け取らないのか、それを先に反省してもらいたい。その反省なくして、ティッシュを配っても無駄である。連合の活動が本当に労働者にとって意味のあるものなら、単なるチラシでも飛ぶように受け取ってもらえるはずである。
おそらく、労働組合の組織率は二十パーセント以下なのだろうが、これはどこの職場でも二十パーセントということではなくて、一部の大企業や公務員などある程度恵まれた環境にある人のみが組織化され、中小零細、パート、アルバイト、派遣労働者は差別され、捨てられているのである。
いつから連合はこれほど堕落してしまったのだろうか?
未組織の労働者は八割程度いると思われるが、彼らにとって労働組合に魅力がないのは、労働組合自体に責任がある。連合は、労働組合とか自称(すらしていないのかも知れないが)することはやめて、第二人事部とでも改称した方がすっきりするだろう。
終身雇用という前提が崩れた以上、企業別組合の使命は完全に終わったと言える。正社員制度とともに、企業別組合は消え去るのみなのだ。
労働組合というのは、ああいうものだとあきらめてしまう未組織の労働者にとって、連合も小泉政権も同罪である。それにしても、毎日、労働者が生活苦のために自殺するようなひどい時代に、ストを打たないでいつ闘うというのだろうか?
いま、闘わないような労働組合は意味がない。
なお、こんな投資とは全く関係のない話しを真面目に読んでいる人がいるってことの方が不思議かもね。いや、いないか、やっぱり。