BRICsに気を付けろ!

これから経済成長が見込める国として、ブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字を取ってBRICsということでブームを煽っている投資銀行がある。
これにKを加えるとBRICKsということになり、レンガという意味であるが、発音は同じである。

元々、欧米は日本と違って建物をレンガで作る文化なので、レンガを運ぶ人が多くなると建築業の景気が良いため、どんどん建物が建つという良い印象になる。これは中々良いイメージなのだが、実はもう一つ悪いイメージもある。

というのは、建築業の景気が悪くなると失業が増えてデモが頻発して暴徒化し、ハンマーでレンガを叩き割って投石するような事態になるからだ。

ちなみに、これは辞書を引くとhit the bricks=ストライキをするという意味でちゃんと載っている。

  • そして、日本人はいつも騙される

つまり、欧米人なら、BRICsと聞いて、今は景気が良いからレンガが売れているけど、景気が悪くなったらレンガを叩き割った石つぶてが飛んできて大変なことになるから、やばくなったらすぐに逃げようというイメージが直感的にわかるわけだが、日本人は英語がわからないため、最後に貧乏くじを引かされそうである。