いつ頃買うべきか?

これから、サラリーマンの人たちはボーナスもらえるからうらやましいですね。
だいたい、ボーナス時期になると利回りの良い外貨やファンドに投資するサラリーマンが多いので、金はこの時期下がりやすい。

なぜかというと、金はドルとか米国株とは反対に動く性質があるからです。

クリスマスとか正月とかあるから、素人考えで上がりそうな気がするけど、加工屋はすでに買ってるから、後は下がる。

金を買いたいなら、時期的には2月がいいね。なんで2月かというと、 チャイニーズニューイヤーで金需要のピークを迎えるのが2月だから、それを過ぎちゃえば金価格は下がり買い場になる。

後は、九月ごろかな。九月になると北半球では収穫期を迎えるから。
金価格は穀物の収穫時期と連動する。なんでかというと、農家の人が収穫で得た現金で金を買い始めるのと、夏に休暇を取って休んでいた金細工の職人が仕事を始めるから。

もっとも、ここ数年くらいは金を買って、そのまま放置してたらたいてい儲かったんだけどね。

まあ、そんなわけで、どうしても貴金属で儲けたいのならば、個人的には金一枚売り、プラチナ二枚買いの鞘取りをおすすめします。

なぜ、この組み合わせなら儲かるのでしょう?
ちょっと考えてみてください。


・円安ヘッジとして

金はドルを逆に動くと書きました。その理由ですが、金は国際通貨なので、ドルが強いときには金が売られる傾向にあるのです。貴金属である以上、全体的には似たような性格のプラチナは金価格と連動するはずなのですが、プラチナは通貨ではなく単なる商品なので、ドルが強いからといってプラチナが弱くなるということはありません。つまり、円安になると輸入価格が上昇するわけで、円安局面ではプラチナの方が金よりも強くなるわけです。


冬から春にかけては金売りプラチナ買いの組み合わせで取れる確率が高いので、銀行にお金を入れておくよりかは楽しみだと思いますよ。