いま、中国路線は航空会社にとってドル箱ですから、中国バブル崩壊の影響もでてくるかも。

いままで、日本企業はコストと中国市場の関係で中国に出て行きましたが、それが裏目にでるかもしれませんね。95年の円高→日本企業のアジア進出→97年アジア通貨危機という流れを復習しておくといいかもしれない。

ちょっと前まで、日本経済の発展と重ね合わせて、中国経済の発展を語ることが一つのブームになっていましたが、中国と日本は根本的に違う国なので、注意が必要です。

たとえば、戦後日本の零細企業で一番を利益を受けたのは、製造業ではなくて、不動産取引と金融です。中国では不動産が供給過剰であることがはっきりしていますから、戦後日本の町工場の感覚で中国に進出すると失敗します。

オーバーローンで工場を建てて、不動産価格の上昇で信用力を付けてさらに借りましをして商売を拡大していくのが、日本経済躍進の秘密でした。これは、一種のデリバティブと同じです。
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(株)日本航空 (東証1部:9205)

中国株が弱いのも気がかりですね。

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