共和党と民主党のオイル政策はなぜ違うのか

2000年に共和党ブッシュ大統領が当選したとき。これからは金の値段が上がるよといってたが、当時は誰も相手にしてくれなかったことを覚えている。

アメリカに共和党の政権ができると、オイルをはじめとした商品価格が上昇し、金価格も高くなるという連想が働いたからである。
なぜ、そういいきれるのか。元々、共和党民主党の政策の違いは、民主党ユダヤ人をはじめとした少数民族の利益を代表している党であり、共和党はマジョリティのWASPの利益を代表している党だからである。


彼らの商品価格に対する考え方の違いは、ユダヤ人は基本的に商人もしくは金融屋であり、WASPは商品生産者であるというところにある。クリントン政権時代は基本的にドルも株も強かったが、これは意識してクリントン政権がデフレ政策をとった結果である。これを、民主党が保守化したためだという見方があるが、これは間違いである。

実際、民主党共和党もどちらも金持ちのための党ではあるが、両者は根本的に違う党であることを理解する必要がある。つまり、生産者からなるべく安く商品を買いたいユダヤ人は民主党に影響力を行使して、オイル価格を下げさせる。生産者としては、なるべく商品を高く売りたいために共和党を支持するのである。


、商品価格が高くなれば、ユダヤ人からWASPに富が移り、商品価格が安くなれば、WASPからユダヤ人に富が移るからである。ユダヤ人は基本的に流動性の高い金融商品で資産を持つため、株や債券価格が上昇すると資産が増えて、商品価格が上がると資産が目減りすることは知っておく必要がある。

日本の保守的論客はクリントン政権アメリカの株価が上昇したことは、民主党共和党の政策を継承したからだと必死になったが、ブッシュ政権になってから株価が下落したことについては口をつぐんでいるのである。

基本的にはユダヤ勢力の代弁者である民主党は、国連を中心とした安全保障を提唱して、中東和平を推進して、イスラエル生存権を確保しようとするのに対し、共和党はオイル利権を確保するため国連を無視して軍事活動を行うのは、実は中東で紛争が起こるともっとも困るのがユダヤ人だからであり、共和党としては民主党の勢力をそぐことになるのである。


もともと、イスラエルアラブ諸国に囲まれているため、オイル価格が上昇することは、イスラエルの安全保障の不安定要因に直結する。


日本にはそのような民族問題は存在しないことになっており、民主党自民党も基本的に大差はない。
日本人にとって、もっとも重要な商品は米であるが、国が米を高く買って国民に安く売ることについて、保守から革新まで含めて反対する勢力はほとんど存在しない。日本人的な感覚でアメリカを見ると、判断を大きく誤ることになる。


共和党自由貿易を推進して、民主党保護貿易的なのかといえば、アメリカ人が日本のためにやっているわけではなく、基本的には日本に商品を買わせたいからである。

ポチ保守は、日本が自由貿易の恩恵を受けているのに、自由貿易の推進に消極的なのはけしからんというが、日本が貿易で儲けているのは、日本製品が優れているからであり、別になにかずるいことをしているわけではない。そんなに、トヨタやホンダだイヤならば、馬にでも乗っていればよいのである。


オイルはドルでしか買えないという原則がある。イラクは敵国の通貨であるドルでオイルを決済することを嫌い、ユーロで受け取りたいと考えていた。仮に他の産油国イラクに続くと、ドルの威信が大きく揺らぐことになり、それを避けるためにアメリカがイラク攻撃を行ったのが事実であり、日本に対して安定的なオイル供給を確保するためでは全く無い。


アメリカはイラクに民主主義をもたらすというが、アメリカの同盟国で、イラクよりも民主的ではない国はいくらでもある。ポチ保守はこのあたりの問題を全く無視して、アメリカに追随することが日本の国益につながると主張しているのは、大きな間違いだと言えるのである。

まあ、おまえらポチ保守はせいぜい小林よしのりでも読みなさいってこった。