季節性

ノーマンフォスバックがコンピューターで検証したところによれば、株式市場は毎月の最終立会日から翌月の最初の4立会日までの間、明白な強気のバイアスがあるという。これは、市場の休場に先立つ二日間でも顕著であるという。これが人間の投資行動に影響を与えるのであれば、先物にも使えるはずである。

これをガソリンのデータで見ると、9月の月末から10月の初旬4立会日は一回の急落があったものの、急騰の回数は四回であった。つまり、月末から次の月の初旬までホールドしていれば、大きく取れたことになる。

これはおそらく締め日の関係で月末からの数日間が注文のピークになるからなのだろう。株だけじゃなくて、商品市場にこそあてはまる話と思える。ごとう日といって、五と十が付く日は渋滞すると言う話もあるから、これも関係ありそうだ。