下がる下がるといってりゃいつかは当たるが

5月31日(ブルームバーグ):月末の東京株式相場は大幅続落。日経平均株価終値は2月20日以来、約3カ月ぶりに心理的な節目の1万5500円を割り込んだ。米国の個人消費の伸び悩みを受け、景気後退不安から前日の米国株式市場が大幅に下落。欧州や中南米、インドなどの株価も軟調だったことで、世界同時株安への不安が再燃した。


ショーコーの予言なみには当たっていると思うけど、4月の時点で景気減速→株安の連鎖を示唆する記事を書いてましたw

http://d.hatena.ne.jp/Yellow/20060424/1145883533

いったん下がり始めると売りが売りを呼ぶ展開になり、逃げ遅れた人から負け組みということになりそうです。とにかく、デフレ脱却すればいいということで当局は市中に資金をじゃぶじゃぶにして、そのじゃぶじゃぶなお金が金融市場に回ったことでバブル化したわけなので、逃げ足も速いんじゃないかと思います。

ところで、株高の根拠としてオイルマネーが入ったからだという話しがあります。実は、そのオイルなんだけど、下がればコスト的に有利だから株の下値を支えるかというとそうなってなさそうなのが鍵ですね。本来、オイルマネーだとすれば石油市場から逃げてきたお金がに向かってもおかしくないのだけど。

ちなみに、今日は行き着けのそば屋が十円値上げしてました。十円というとたいしたことの無いような感じもあるかもしれませんが、元々360円のものが10円上がるというのは率にすると大きいですよ。

外食産業では、ほとんどの従業員がアルバイトなので、人件費が比較的変動しやすいと思うのだが、少子化の影響で人材不足→失業率の低下→人事コストの上昇→閉店・・・なんてことになりそうですね。

もちろん、外食産業が失業者の受け皿になっていたのが、その外食産業で人手不足になるとすれば、他の産業も同じような問題が起こり、高コスト→業績悪化→株安・・・の連鎖なんてこともありそうですね。