旅行鞄について

今日は市場も休みなので、どうでもいいことではあるけど、旅行鞄について書いておこうと思う。旅行カバンといえば、これだけでモノマガジンなんかの特集になってしまいそうだが、ボクはその手の、「いかにも旅行してるモン!」というようなゴツイのがあまりスキではないんだよね。

近所のゴミ捨て場に、おそらくは以前のオーナーが新しいのを買ったのか死んだのか知らないけど、スーツが入るくらいの大型の旅行カバンを拾ったのだが、結局、一度も使ったことがない。なんでかというと、中に入れるべきモノを持っていないからだ。だって、貧乏なんだもん!

ちなみに、ぼくの旅行用のカバンはユニクロで買った二千円だったかの何の変哲もないオーバーナイトバックなんだよね。あとは、鍵として100円ショップで買ってきたダイヤル式の奴とワイヤーロックをつけているだけ。

こんな装備で一ヶ月の旅行ができるのかと思うかも知れないが、タイの場合は、生活に必要なものは現地で買った方が安い場合が多いので、日本から持っていく必要があんまりないんだよね。

それから、一番重要なことは、旅行カバンが大きい場合は機内持ち込みができないので、預けることになるが、この荷物に関するトラブルというのがたまにある。一番最初のオーストラリア旅行で、荷物をピックアップしようと思ったら、カバンのチャックがだらしなく開いていた。おそらく、機内のゆれの影響でいつの間にか開いてしまったのだろう。これはちょっと恥ずかしい。

盗まれるようなものは何も入っていないのだけど、荷物を運んだりするときに荷物の中身が飛び出してしまう可能性は大いにある。ということは、かならず施錠する必要があるわけだが、これもなかなか面倒な話だ。

そういう面倒な心配をしたくないというのもあるので、基本的に機内持ち込みにするようにしているため、荷物にならないようにしているのだ。

で、このユニクロのバックがなかなかの優れもので、カンボジアの空港で拾ったバイクタクシーで市内を目指したら南国特有のスコールが降り出して、「これはバックの中身はダメだろな〜。」と思ったら中身はぜんぜんぬれてなかったってことがある。
そもそも、荷物が多いと料金が安いということもあるけど、バイクタクシーを使うという中々楽しい体験ができないからね。このユニクロのバックをたすきがけにしてバイクに乗ると、ちょうどバックがシートに乗っかる感じになるので楽なんだよね。