HYUNDAIのキーボード

旅に出ると色々なことに気付く。たとえば、いまタイのチェンライにてインターネットアクセスしているネットカフェに置いてあるPCのキーボードは韓国製だ。日本だと、PCパーツは台湾製という先入観があるが、実際には韓国製もそれなりに出ているようだ。

あと、携帯電話の端末メーカーはNOKIAが一番人気で日本製の端末は人気がない。日本製の電化製品の人気に陰りがでているのは、象徴的である。すでにジャパンアズNO1ではないのである。

NTTのiモードとか、携帯電話をインターネット端末化するとか、それなりに先進的な技術力はあったと思うのだが、この分野で携帯電話を多機能化するという、本来なら日本メーカーのお家芸的な部分でNOKIAに水を開けられているのである。

ITでも一番いい部分が最初にタイに入ってくるという部分がある。タイは外資系企業が多いのと、タイのエリートは英語を解すので、英語仕様の端末がそのまま入ってくるからだ。おそらく、英語仕様の端末をタイ語仕様に改造するのも、それほど難しくないのだろう。日本の場合は日本仕様にしてからじゃないと日本市場で発表できないので、世界の流行から遅れてしまっているのだ。