米、0.25%追加利上げ・FF金利年2.75%に

 【ワシントン=小竹洋之】米連邦準備理事会(FRB)は22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%引き上げ、年2.75%とすることを決めた。FF金利の誘導目標に1%上乗せする公定歩合も同幅引き上げ、年3.75%とした。いずれも即日実施した。

FRBとしては、物価もそうですが、株価を下げたくないはず。金利上昇→米ドル人気はすでに相当織り込みずみのはずなため、注意が必要ですね。

商品は金利が付かないから利上げで資金が逃げるかというとそうとは限らず、金利は通貨の減価に対するリスクプレミアムですから、金利上昇局面では商品相場は値上がりすると考えられます。金利上昇→債券安・米国株調整→商品人気の可能性もあります。

日本株ですが、毎年この時期には下がるはずなのが下がらないので、基調はなお強い可能性があり、春先から初夏にかけて堅調に推移する可能性があると考えます。


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