フジ週刊レポート 抜粋


2004.09.24(金)発行
■東京ガソリン “大上ザヤ”の先限含め、上げ余地は十分
、21日に発会した新ポ4月限は、サルファーフリー対応限月ということもあり、大方の予想を上回る上ザヤ幅で発会した(発会値37600円。同日安値37380円。週末9/24には38800円で高値引け)。3月限とのサヤが一時1500円を超えたことについては、開き過ぎとの見方がある一方、「輸入では2ドル(日本円換算1700〜1800円)の上積みが必要とされるため、それほどプレミアムを買った印象は無い」との見方もある。いずれにせよ、NYが急騰している状況で買い人気が高まっており、(5番限までの)各限月とも直近高値まで“全値戻し”となる可能性も否めない。4月限にも、上げ余地は十分残されているだろう。